こんにゃくゼリーから思い出したこと

kirinohana

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最近、生まれて初めて「こんにゃくゼリー」を食べました。

これまで特に敬遠していたわけではないのですが、

なんとなく食べる機会を逃しており、

夫がドラッグストアで購入してきたことで

初めてその味を知ることになった次第です。

感想としては、普通においしいと感じました。


口にして分かったのですが

なるほど、弾力のあるゼリーという感じなんですね。

ひと昔前に子供やお年寄りがのどに詰まらせるという事象が

問題になりましたが、

こんなにツルンとしたものがのどに詰まるものなのか…と

いささか不思議にも感じました。

現在は形を改良したとのことですが、

私は一口でも少し食べづらいと感じたため、

飲み込まないように慎重に噛みました。


実は私は過去に2回、ある物をのどに詰まらせたことがあります。

それは「氷」でした。

物心ついた頃から私は氷をガリガリ食べることが好きで、

だいぶ後に知ったのですが

これは「氷食症」という病気の一種で、

栄養障害や鉄分欠乏症に関係しているそうです。


始めは2歳くらいのとき。

母親から聞いた話ですが、当時も私は「氷が食べたい」と

強くせがんでいたそうです。

母もさすがにのどに詰まらせたら、と思い

仕方なく包丁で氷を細かく砕いて与えたそうですが、

それでも私はその氷をのどに詰まらせ、

救急車を呼んで大騒ぎになったそうです。

背中を叩いたりしてなんとか吐き出させようとしたのですが

一向に出て来ず、

最終手段として(?)救急隊員の方が私の両足を持ち上げ、

ひっくり返したら氷がポロっと口から出てきて

事なきを得たとのことでした。

「あのときは心臓が止まるかと思った」と

母親から聞かされました。


そして11歳くらいの頃、

やはり氷をバリバリ食べていた私はのどに詰まらせてしまいました。

その時は周りに誰もなく、

声も発することができずにパニック状態に。

息ができなくて苦しいからなのか、

氷が冷たいからなのか分かりませんが、

頭がキーンと鋭く痛い状態が続き、ただひたすらもがいていました。

なんとか自力で飲み込むことができたときは、

ホッとすると同時に床にへたっと座り込んでしまいました。


さすがに2度も氷をのどに詰まらせたとなると

親からも大目玉を食らうと思ったため、

誰にも言わずに内緒にしておきました。

のどに詰まらせる、というのが

どれほど苦しいことなのか

身を以て知ることができました。

(その後も相変わらず氷は食べていましたが。)


こんにゃくゼリーを食べながら、そんな昔のことを思い出しました。

ちなみに今は氷を食べたいなんて一切思いませんが、

欲に忠実なところはあの頃も今も変わっていないような気がします。





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Posted bykirinohana