熱中症で倒れた経験から

kirinohana

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連日30度超の暑さが続いています。


この時期になると、ちょこちょこ耳にするのが

「熱中症で搬送」のニュース。

私も20歳くらいの頃、一度熱中症で搬送されたことがあり、他人事とは思えません。


そのときも連日うだるような暑さが続いていました。


当時は一人暮らしで、部屋にエアコンはついていたんですが、

電気代節約のためにほとんど使っていませんでした。


異変に気付いたのは深夜。

直前まで親と電話で話しており、その電話を切った直後でした。

急激に気分が悪くなり、ひどい吐き気と目まいに襲われました。

床に突っ伏し、何が何だか分からないまま、

「なにか重大な病気かも・・・」という考えが頭を横切りました。


そばにあった受話器を取り、リダイヤルボタンを押して再び親に連絡すると、

救急車を呼ぶように言われました。


しかしながら救急車となると大げさな気がして、

躊躇してしまいます。

まごまごしている私を見かねた親は、一度電話を切って

大家さんに連絡してくれました。


すぐに隣に住む大家さんが

「今救急車呼んだからな」と飛んできてくれましたが、

私の部屋に入るなり、かなり驚いた様子でした。


「なんだこれは、蒸し風呂状態じゃないか!!」


私はそのとき初めて、自分が熱中症であることを自覚しました。

真夏にエアコンもつけず、窓も閉めきった状態で倒れない方が確かに不思議だったのです。


ほどなくして救急車が到着。

深夜と言うこともあり、大家さんが気を遣ってサイレンの音を鳴らさないように要請してくれたようです。

大家さんの手厚い介護もあって

担架に乗せられたときにはだいぶ回復していたのですが、

念のため病院で検査をすることに。


幸い大事には至らず、

点滴を受けると数時間後には無事帰宅することができました。


運ばれている間も検査を受けている間もずっと

なんだか現実でないような心持ちがしていましたが、

優しい言葉をかけてくれる隊員さんや看護師さんの姿に胸がジンと熱くなり、

涙が出そうになりました。



あの頃はどこかで「自分は大丈夫」という甘い認識があり、

それが熱中症を招いたんだと思います。

健康や命に代えられるものはどこにもない、と自覚し

いい教訓になった出来事でした。
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Posted bykirinohana